STUCTURE
構造
— ベタ基礎 —
ベタ基礎とは、立ち上がっている部分と床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、大きな面で家の重みを支えます。面で支えたほうが荷重を分散できるので、(下記で説明)布基礎より耐震性が高いのが特徴です。阪神淡路大震災以降から普及しはじめ、今では多くの住宅で採用されています。
ベタ基礎は、まず耐震性を高めやすくなります。
また床下の地面をすべて厚いコンクリートで覆うので、湿気が建物に伝わりにくくなります。
そのため湿気による住宅の木材の腐食等の心配も減ります。
さらにコンクリートも厚いのでシロアリによる被害も防ぎやすくなります。
— 土台・柱 [東濃ヒノキ] —
土台は建物を支えるとても大切な部材です。シロアリ被害や腐食がおこると箇所にもよりますが、家として致命傷になる事もあります。私たちの造る住宅は、構造の材木も自然素材を使います。ヒノキを使用し、基礎内に余計な水と空気が入らないように、気密シートとゴムパッキンで基礎と土台を密着させます。基礎の中に冷たい空気や湿気が入ると、室内の環境に影響し、湿気がシロアリを呼び込みます。ヒノキの土台と基礎気密パッキンは、家を長持ちさせるためのひとつの工夫です。
「東濃ヒノキ」とは、岐阜県東濃地方の東部地域(裏木曾)を中心に産出されるヒノキの銘木である。東濃桧、東濃檜とも言います。
木曾五木の1つであり、伊勢神宮の式年遷宮では外宮の用材として使用されている木材です。